組  織
  • DoT
  • 正式名称は『United States Department of Treasure Defense』通称「DoT」。

    200人ほどが所属する、アメリカの財宝防衛省のエージェント組織。実動部隊は7部隊あり、エージェントたちはそれぞれに一等星のコードネームを持つ。
  • ツィルク
  • 怪盗王リガスを筆頭にした怪盗団。
    モットーは『欲しけりゃ盗んで奪いつくす』。正義のために財宝を盗む怪盗に比べて、少々荒っぽく、悪い噂も絶えない。
    リガスを含めて現在活動しているのは4人だが、どうやら他にもメンバーがいるとの噂も。
  • 葉陰衆
  • 日本の忍者『伊賀』の者たちが集まって活動している怪盗団。
    統領のニンジャ怪盗 白殺と副統領のニンジャ怪盗 山吹が主立って活動している。徳川にまつわる財宝を探てまわって、世界中に出現。
    忍者ということもあり、熱烈的なファンが多い。
  • ISPO
  • 正式名称は『International Security Police Organization』。

    世界各国の有能な警察官が集う国際警護機構。怪盗を逮捕する権限を持つ。

    所属している人物は『警護官』と呼ばれる。怪盗を取り締まるための組織で、主に怪盗の逮捕・盗品管理、また財宝を所持している腐豪の警護なども仕事に入る。
    警察とは違う役割を持っているが、困っている人を放っておけない体質の者が多いので、時折に警察じみた仕事をすることも。
  • 怪盗連盟
  • 正式名称は『League of Phantom thief』

    初代ルパンが設立した由緒正しき組織で旧ルパン同盟。

    怪盗法で合法化され、世界的な組織に発展した。同盟参加怪盗同士の情報交換、財宝の場所など各種情報公開、投獄された怪盗の弁護を務める。

    財宝を預かり、しかるべき公的機関に財宝を公開提供する。要望に応じて貸し出しをすれば、怪盗本人の所有も認められる。本部の場所は不明だがパリにある。

    合法になった怪盗たちによる公式の組織のため、多くの怪盗が所属している。ただし、凶悪な事件を起こしたり、度重なる捕縛歴があると怪盗連盟から永久追放される。
  • ライヘンバッハ
  • 初代モリアーティ教授が統領をしていた犯罪組織。
    現在は、モリアーティの末裔が怪盗計画を伝えており。犯罪者たちはその計画を実行に移しているとのうわさ。
    本部らしい本部はない。
  • バーミリオン
  • IQ上位0.00001%のみ、1000万人に1名が参加できる世界的な組織。

    神九龍、ヴィクタ―・モリアーティ、アルセーヌ・ルパン、ヴォルフ・レストレイド、エルロック・ショルメが会員だが、この組織の存在そのものを知る者は限りなく少ない。
  • 世界経団連
  • 正式名称は『World Federation of Economic Organizations』

    各国政府より影響力のある世界経済団体連合会。世界経済の安定を掲げつつ、世界市民を支配している。中国系会社が支配する。参画者たちは腐豪と忌み嫌われている。
  • ホームズ探偵事務所
  • ホームズの子孫が発展させた探偵会社。
    賞金が出るため、生活のために怪盗の正体を暴いていたが、エルロック・ショルメが稀代の殺人事件好きということもあり、現在は殺人事件や難事件をベースに活動している。
  • Ember Last
  • CKワールドマネジメント発のロックバンド。

    ボーカルはカーティス・ロックハート。70'sヴィンテージ・ハード・ロックスタイルの歌が多く、バラードは謳わない。
    人気のあまりにチケットはプレミアがつく。ライブの入りはいつも「Yes,ロックンロール! 燃えてるか、野郎ども」
  • ガニマール家
  • アルセーヌ・ルパンと対決していた警部の血筋。

    現在はISPOの実質トップについている。
    名家の血筋であり、現在もその家柄と地位は失われていない。


人  物
  • 三日月怪盗
  • あなたが少女だったころ、腐豪に奪われた亡き母の絵取り戻してくれた怪盗。
    三日月の夜に現れ、あなたに財宝を返してさっそうと消えて行った。

    三日月怪盗はあくまで正式名称ではなく、あなたがつけた名前のため、その正体は現在も不明。
  • アルセーヌ・ルパン
  • 伝説と呼ばれた怪盗紳士。
    その名は、伝説の中にふさわしい怪盗に年々継承されてきた名前。
    ガニマールの手によって葬られたとされていたが、現在も健在。その真相は謎に包まれている。
  • 月光怪盗シニフィアン
  • 怪盗紳士アルセーヌ・ルパンの弟子とされる、正義の怪盗。
    怪盗法が出来たのはアルセーヌ・ルパンとシニフィアンの活躍があったからとまで言われている、伝説の怪盗の一人。月夜にしか現れないとのうわさ。


場  所
  • セントルイス大学病院
  • アメリカ合衆国ミズーリ州東部、ミシシッピ川とミズーリ川の合流点に位置する商工業都市「セントルイス」にあるとされる大学病院。

    この大学病院出身の整形外科医師が一人、フランスのパリに一人派遣されている。
  • メビウス・テクノロジー
  • アメリカ合衆国カリフォルニア州にのシリコンバレーに構えているIT会社。プログラム開発、システム保守などがメインになっている会社。
  • CKワールドマネジメント
  • アメリカ全域にとどまらず、世界中に有名人を多数輩出している芸能事務所。

    分野は音楽、ファッション、テレビ、など手広く行われており、この事務所にスカウトされると必ず成功するといわれている。

    世界的ロックバンド『EmberLast』や人気ブランド『Bird of Paradise』などを持っている。
  • ポルノルーニイェ・コーポレーション
  • カリスマ経営者、フェリッド・オーウェンが経営しているITコンサルティング会社。
    ただし、最近はITに限らずコンサルティング業務を手広く行っている。
  • 占い屋『スニーフ』
  • 世界中に支部がある占い屋。
    癖の強い占い師たちがこぞって所属しているが、具体的な勤務時間やノルマなどはない。
  • 水道レスキュー隊
  • 「安全・丁寧・親切!」がモットーの出張修理サービス。

    水道管の修理・整備などを行う。主な業務は水まわりの仕事だが、家の中の雑多な仕事、整備なども受けてもらえるため、人気がある。
  • 寿司屋『二葉』
  • 日本にあるグルメ評価最高峰・三ツ星の寿司屋。寿司職人・石川竜右衛門の腕は確かで、世界中の著名人も訪れる。
  • メニルモルタン郵便局
  • フランスにある郵便局。
    所属している配達人の中に、届けた相手に幸運をもたらす配達人がいるとのうわさで近隣の住人は手紙が届くのを楽しみにしている。
  • サンジェルマン新聞社
  • フランスの新聞紙『Bonne Journee』を発刊している新聞社。

    経済、国際情勢、地域密着型の記事など幅広く行っている。最近人気の記事は『怪盗』に関する記事。
  • 骨董屋『花神堂』
  • 日本、京都にある骨董店。
    やわらかい雰囲気の主人が買付けから売買まで行っているが、集められた品はどれも一級品の本物ばかり。

    ただし、不思議なことに来店者は店にたどり着くまでの道順を忘れてしまうため、リピーターはそう多くない。
  • 世界考古学連盟
  • 世界中の考古学者が所属している連盟。
    遺跡の発掘や保護はもちろん、考古学者同士の論文発表や意見交換。交流会なども盛んに行われいている。
  • 藍天飯店
  • フランス、パリにある中華料理屋。

    店の主人・夏天は拳法怪盗シナバーとして怪盗活動をおこなっており、正体がバレバレのため怪盗ファンの聖地と化している。本人いわく「儲かるならなんでもOK」。


単  語
  • Bonne Journee
  • サンジェルマン新聞社から発刊されている新聞。
    国際、経済など幅広く掲載されており、また記者たちの熱意により精度と信ぴょう性の高い記事が多い。
    話題の怪盗を取り上げているコーナー『突撃!話題の怪盗レポート』は特に人気が高い。
  • Bird of Paradise
  • CKワールドマネジメントに所属している世界的デザイナー兼モデルのジャン=マリー・ジェルマンが立ち上げたブランド。

    シンプルながらも気品がただっているユニセックス(男女どちらとも着ることができるファッション)ジャンルをメインに扱っており、世界中で大人気。
  • 断罪の狼
  • ISPOの特等警護官ヴォルフ・レストレイドの愛称。
    静かながらも冷静沈着に怪盗たちに裁きを与える様子から、そう名付けられた。
  • 正義のへっぽこ
  • ISPOの一等警護官、遠山金士郎の愛称。
    本人いわく『正義のヒーロー』だが、仕事中のドジやうっかりが多いため、そう呼ばれるようになっていた。本人は未だに強く否定し続けているが、その気持ちとは比例して定着が進んでいる。
  • 東の鬼侍
  • ISPOの準一等警護官、早乙女一馬の愛称。
    東洋のサムライの心を持ち、日本刀を手に怪盗たちを容赦なく追うことからそう名付けられた。
    同僚の警護官・ルチノいわく「カタナを片手に襲い掛かってくるいっちーはホントに鬼の形相」とのこと。
  • 西の小悪魔
  • ISPOの二等警護官ルチノ・モランの愛称。
    早乙女と反対にヨーロッパに名を轟かせる策略家であることからそう名付けられた。上司のヴォルフからは「作戦内容は良いが、まだ詰めが甘い」との評価を受けている。
  • 怪盗法
  • 「世界財産に指定された財宝は、誰でも自由に観覧できる人類の財産であり、個人の所有権を認めない」腐豪の財宝独占を阻止するために立案された法律。

    公的な資格を有する怪盗行為は、一切の刑事訴訟・刑罰を免れることができる。財宝を怪盗から預かり、しかるべき公的機関に財宝を提供する組織として、怪盗連盟の存在を認めている。

    この怪盗法により、警護官は『現行犯』でのみ怪盗を逮捕することができる。
    ただし、特等警護官にかぎり、現行犯でなくても逮捕できる権利を持つ。
  • パリ議定書
  • 正式名称は『Paris Protocol』
    パリ議定書で定められた国際合意に基づき、主要各国は世界財宝保護法案の施行を義務付けられている。
    いくつかの国でしか本格的に施行されていない。代表国家は日本・フランス・イギリスの西側諸国。


口  癖
  • おっと地面と間違えてしまった
  • DoTのチームレグルスの中で時々聞こえてくるセリフ。
    プレイボーイが行き過ぎた際に、レグルスの靴が地面と間違えてアルタイルの足を踏む。
    パーフェクト・ハンサムでも間違えることはあるのだ。
  • Shall we dance?
  • エージェント・レグルスの口癖。
    パーフェクトハンサムは優雅になんでもダンスに例える。もちろん、本当にダンスに誘えば優雅にエスコートしてくれるところまでがセットでついてくる。
  • バグってる
  • エージェント・シリウスの口癖。
    パソコン中毒のギークらしい、機械に例えた「お前、頭おかしいんじゃないの」の比喩。
    残念ながら相手が人間であることが多いので、修理もできなければ叩いても治らない。
  • Yes、ロックンロール!
  • エージェント・アルタイルの口癖。
    ノリのいい男、アルタイルらしい音楽に例えたセリフ。
    もしかすると、どこかの世界的有名ロックバンドでも聞いたことがある気がするかもしれないけれど、それはきっと気のせい。
  • ヴァシリーサ
  • 古代ギリシャ語で『女王』『王妃』を意味する。スペルは『basilisa』。
  • カードが言ってるよ
  • 道化怪盗スタンチクの口癖。スタンチク曰く、友人のタロットカードが彼に語りかけてくるとかなんとか。
  • 馬鹿たれ!
  • ニンジャ怪盗 白殺の口癖。
    白殺を怒らせると、拳と一緒にこのセリフが降ってくる。(※拳は男性限定)
    ただし本気で怒っている際は目も合わせてくれないので、このセリフが出るときはそれほど深刻ではない時。
  • たは~!
  • ニンジャ怪盗 山吹の口癖。
    テンションが高い時、興奮した時などに山吹がこのセリフと共に小躍りし始める。語源は一切不明で、白殺いわく「物心ついた時から言っていて意味がわからねぇ」とのこと。
  • 深淵
  • ISPOの警護官・ヴォルフの口癖。
    ISPOや怪盗世界の闇に触れることを彼はよく「深淵」と例えている。

    あまりに使用頻度が高く、某稀代の名探偵は水面下でひそかに『シンエニスト』と呼んでいる。
  • ぜんぶ遠山のせい
  • ISPOの警護官・ルチノの口癖。
    正義のへっぽこがへまをして、怪盗たちを逮捕し損ねた時はこれ。へっぽこが絡んでなくとも、失敗をしてしまった時はこれ。困った時には全部これ。
  • 合縁奇縁
  • ISPOの警護官・早乙女の口癖。
    この世の全ては不思議な巡り合わせと縁で出来ている。縁という不思議な言葉にあてはまる、その時の出会いを大切にするべき。

    なお、この例えは男女の間柄に言う事が多いのだが、早乙女はそれを知らない。
  • イエス、マイロード
  • ヘルムート・ブロー・シュヴァリエの口癖。
    長く仕える生活が長かったせいか、それとも彼の忠犬本能か。従う際にはこのセリフが欠かせない。

    『ロード』は『主人』の意味。
  • ああ、嘆かわしい!
  • エルロック・ショルメの口癖。
    シャーロック・ホームズの末裔としてその能力をいかんなく発揮しているものの、そのすごさを理解できる人はほんの一握りしかいない(本人談)。
  • バモラ!
  • ブルーノ・ブランコの口癖。
    ポルトガル語で「行くぞ!」「やるぞ!」などの意味。冒険怪盗とはいえ、方向音痴の彼は、いったいどこへ行こうとしているのか。
  • 全面戦争だ
  • アラン・バーネットの口癖。
    究極のシスコンである彼は、姉にちょっかいをかける男を見かけると脊髄反射でファイティングポーズをとってしまう。もはや意図的ではなく、この臨戦態勢は本能的なもの。


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